クイックベース重ね塗りのコツ

下地重ね塗りのコツ 備忘録

画材屋さんで木枠に張った状態で売っているキャンバスは、白い塗料による下地が施されています。地塗り材を塗る必要がなくそのまま絵が描けます。だけど、キャンバスの目をなくしたいとき、有色下地にしたいときには地塗り材を使うのが良いです。

僕はいつもホルベインのクイック ベース使ってます。
ホルベインのホームページ

キャンバスの目をなくし表面をツルツルにしたい時は3度塗ります。缶の裏側の説明書には塗ってから描くまでには2週間あけて下さいとあります。
ホルベイン クイックベース

そこで僕の疑問「3度塗りする場合はどうなのか?」
パターン1。1回目塗って2週間あけて、2回目塗って2週間あけて、3回目塗って2週間あける。そうすると絵を描けるようになるまで6週間必要となる。
それとも、パターン2。1回目塗って、半乾きくらいで2回目塗って、さらに半乾きくらいで3回目塗る。それだと1日で終わる。それで2週間あける。

大手画材屋 世○堂の店員さんに聞いてみたらパターン1が正しいとのことでした。なのでそれ以来そうしてきました。

この前ムサビの先生(絵画組成研究をしているので画材には詳しい)言ったら、地塗りは1日で仕上げたほうが良い、重ね塗りは完全に乾く前くらいの方が、層同士の食いつきが良いとの事でした。パターン2です。なんと!店員さんよくわかっていなかったようですね。そして2週間あけるのは地を安定させるためとのことです。

画材屋さんは質問すれば答えてくれますが、必ずしも正しいとは限らない。そういうことを学びました。これも勉強ですね。

これからは地塗りから2週間で絵が描けるようになりますね。よかったー

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