絵画研究1の課題「アート&サイエンス 〜神様の否定!?〜」|ムサビスクーリング

アクリル画・花 備忘録

ずっと前からやってるブログBorn To Lose . Live To Winでは、遊び、大学、バンドなど色んな事を適当に綴ってます。ムサビ在学中の絵に関する記事はこちらのサイトにコピペして行こうと思います。大切だと思い書きとめても、遊び等の記事に埋もれ見返さないんじゃ意味ないからさw

November 13, 2019の投稿記事

大学の話

絵画表現1の課題です。課題は4点同時提出です。ルーベンスやレンブラントなどが用いた技法インプリマトゥーラ(有色下地)を学びます。
インプリマトゥーラの利点
1、画面に共通の色彩が存在する事で統一性が生まれる
2、塗り重ねによって豊かで深い色彩が生まれる
3、白が描ける
4、作業効率が良い

1、身の回りのものをクロッキー。釣りのリール、流木、レンガ、ジッポライター。質感や形の異なるものを選びました。
IMG_8874

クロッキーをたくさんして構図などが決まったら画用紙(B2)にインプリマトゥーラします。画用紙はフニャフニャになるのでパネルに水貼りしておきます。
IMG_8875

下地を塗りました。アクリル絵の具の白と黒で作ったグレー。乾くまで待ちます。
IMG_8876

鉛筆デッサン
IMG_8929

完成。数日間かけました。白はコンテです。
IMG_9085

次は植物、樹木、食物などをクロッキーしてアクリル絵の具で画用紙(B2)に着彩です。

アクリル絵の具を使用するのは大学に入って造形基礎でやった以来です。

下地を塗りました。バーントシェンナを薄めたもの。乾くまで待ちます。
IMG_9120

着彩していきます。
IMG_9145

IMG_9161

こちらも数日間かけて完成です。
IMG_9176

11/9 sat 直接指導を受けにに吉祥寺校まで行ってきました。10時に受付を済ませ直接指導が始まる13:30まで時間をつぶします。ちょうどデッサン2の風景画デッサンの授業を友達が受けていて、吉祥寺校からすぐの善福寺公園でやっているとの事だったので行ってみました。

IMG_9311

IMG_9312

いいお天気で、葉っぱの上に寝っ転がり気持ち良かったです。夜は寒くても、昼はまだ日差しが強くじりじりします。小島先生にもお会いできてよかったです。

大学に戻り、直接指導を受けました。指導してくれたのは、三浦先生です。何も知らない僕に基本的な事を教えてくれました。忘れないように自分用にメモしておきます。

アート&サイエンス 〜神様の否定!?〜

海外ではアート&サイエンスという考えがある。日本にはあんまり定着していない考えだと言ってました。ここで言うサイエンスとは自然科学のこと。つまり岩や草木などの自然のこと。それらは神様が創造したものとします。ではアートとは何でしょうか。それは神様が創造したものを使って人間が新たに創造したもののこと。
自然界の素材感を残してはいけない。人間がアートという新たな創造物を作り上げるには、素材が素材でであってはならない。素材が素材を超えて新しいものに生まれ変わるのがアート。例えば、河原に落ちてる石ころは自然のもの。これはアートではない。人間がそれを使い何かを作り、石が石でなくなった時にアートが生まれる。
油絵の張りキャンバスは、加工されたとしても布なので自然のものです。これに絵の具でキャンバスを埋めていきます。ここに塗っていない部分があってキャンバスの布が見えた状態は、神様の創造物が見えているので、完全なアートにはならない。言い方を変えれば、神様の否定です。神様が作ったものの面影を一切消してしまうわけですから。昔、海外のアーティストの作品で「art is dirty job」と描かれた作品があったのを思い出しました。それはもしかすると、神様の否定という意味だったのかしら?

油絵は布面を完全に埋めてしまいます。一方、水彩画やパステル画などは紙の素材感が残ります。水彩画やパステル画は油絵に比べ値段が付きません。それは水彩画やパステル画は完璧なアートではないという考えがあるからだと先生は言っていました。水彩画やパステル画は油絵のエスキース(下絵)的な扱いなんでしょうかね。

IMG_9176

この絵ですが、植木鉢やテーブルは、下地の色を利用しました。ほぼ下地の色そのまんまです。上手いことやったので褒められるかと思いきや逆でした。笑
下地が見えてちゃ完璧なアートにならないんですね。この場合だったらインプリマトゥーラ(有色下地)は、植木鉢の補色である緑や青系を塗って、その上に茶系の絵の具を乗せるのが良い。発想が逆でした。影より光の当たってる部分が見せたいところなので、見せたいところに多くの絵の具を使わないといけません。写真の状態は影の方が絵の具をたくさん乗せてるので、先生は見ていて心地よくないと。
背景もなんだか中途半端と指摘されました。僕の絵の背景はまだ「絵の具」だと言ってました。アートは絵の具が絵の具を超えて「壁」になったり「カーテン」になったり何かにならないといけません。別に具象じゃなくても抽象でもいいんです。絵の具のままではいけないということです。僕のは絵の具です。白い絵の具がここにありますよ~と言った感じは否めません。とほほ
絵の具のままだとそれはサイエンスです。描いた植物はアートです。アートとサイエンスは比べられません。遠近感をつけるのにものを重ねるやり方があります(重ね遠近法)。この絵の場合背景の前にモチーフがあることで遠近感が生まれるます。しかしモチーフはアートで背景がサイエンスでは重ねようがないというか、なんというか、ダメらしいです。重ね遠近法をするにはどちらも絵の具であってはいけないのです。

褒められた部分もあります。
IMG_9085

この絵のバランスが良いとの事でした。クロッキーをたくさんして、心地良いバランスを見つけてデッサンに入りました。感覚でやりました。バランスの取り方などの技法書などを参考にしたわけではありません。先生いわく技法書もいいけど自分の感性を大事にしなさいと。技法書通りはガチガチで面白くないと。

例えばジッポの場所とレンガの場所。ジッポと画面の淵の距離は、レンガと画面の淵の距離より短い。大きなものが淵にくるとそちら側が重くなる。だからレンガと画面の淵の距離はジッポと画面の淵の距離より長くないと右に重心がより過ぎてしまう。そうならないように工夫しているところが良いと言ってました。先生に「そこまで計算していません、心地よさでやっただけです」というと、「いいバランス感覚をしています、大事にしてください」と言われました。
三浦先生は簡単に「いいですね!」とか言わないので、嬉しかったです。.。゚+.(・∀・)゚+.゚

1時間以上の指導はとても濃い時間でした。ありがとうございます。

アート&サイエンスはとても興味深いお話でした。これからの作家活動に活かせるかな。しかし現代では様々な考えがあります。現代アートのアンディ・ウォーホルは大量生産でもアートになりえると主張したました。モネなど印象派は古典を重んじるアカデミーを否定しました。アートは常に変化しているんですね。

15:00前に終了。そこに、のりこさんが釣り道具を車に積んで吉祥寺校に登場!そのまま僕らは横浜にアジングしにいきました。現地でマーチくんと合流。17:00~21か22くらいまでやったけどアタリひとつありませんでした。魚の休日です。この日の夜は寒かったです。バーミヤンで食べたラーメンが美味しかったです。

アートにアジング、よきよきな1日でした ヾ(=^▽^=)ノ

コメント

タイトルとURLをコピーしました