地塗り|勝山浮島

勝山浮島夕陽|地塗り 制作日記

次の作品に向けて何枚か鉛筆デッサンしました。明暗と構図の確認です。だいたいいい感じなので、今日は作業を先に進めた。

今回はF15号(652×530)です。前回はF10号だったので、ちょっと大きくなった感じ。

まずは木炭で位置の確認をします。今回は海と空がメインなので物体は少なめです。出来たらフィクサチーフ(定着スプレー)をします。

木炭
勝山浮島夕陽|木炭下書き

次に地塗り。
ここで大まかな明暗を描き分けます。油彩は上にどんどん絵の具を塗り重ねていくんだけど、少なからず下の色が上の色に影響を与えます。それが絵の深みに繋がります。全体のイメージを統一する狙いもあります。それと上に載せる絵の具の定着が良くなったり、発色が良くなったりという効果もあります。地塗りはやらない人もいます。要するに自由です。

いつもこの段階で形は大まかにしてたんだけど、今回はいつもよりちゃんと形をとりました。だけど雲の形や波の形はなんとなく雰囲気程度です。

使った色
Light Redとシルバーホワイトの混色
暗い部分は上記の色にバーントシェンナ、バーントアンバーを追加

乾性油は入れずテレピンだけを使用。絵の具を水くらいシャバシャバに薄くなるまでテレピンで溶いて塗ります。いわゆる「おつゆ描き」です。

写真はオレンジっぽいですが、実際はもう少し茶色っぽいです。ピンクっぽくもあります。

勝山浮島夕陽|下塗り

さてさて、これからが楽しみですね (*⌒∇⌒*)

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