作品完成|千葉勝山浮島の夕陽

油彩作品|千葉勝山の夕陽2020Sep 制作日記

作品第2号完成|F15号 油彩

千葉勝山浮島の夕陽です。陽が沈んで暗くなるまでのほんの少しの時間っていいですよね。黄昏時(たそがれどき)。

今回は計画通りに進んだので3週間くらいで完成しました。もうちょっとこうしようかな?あ、でもこれでいい気もするなぁ等、キリがないので、ここで完成とします。場合によっては加筆するかもしれませんが。

特に意識したわけではないんだけど全体的に薄塗りです。薄く塗ると下の色が透けて見えます。塗り重ねていくと下の色が上の色に影響を及ぼしていい感じになります。今はそれを楽しんでいます。

油絵の魅力の一つに厚塗りがあります。油絵の具の質感でいろんなものを表現します。油絵の具の物質感は水彩画や鉛筆画では出せない独特の存在感・迫力・魅力があります。大学のスクーリングでも講師から「もっと絵の具の質感を!」とよく言われました。ある程度こってり塗らないと油絵の魅力は出ないと言っても大げさではない。

でもまだおっかなびっくりなので、ついつい薄塗りになってしまいます。あと、思いっきり厚塗りして失敗しても、ウエス(古布)で拭き取ればいいんですが、絵の具がもったいないという貧乏臭い性格が邪魔をして薄塗りになってしまうというのもあると思います。笑

今回の作品は全体的に薄塗りなので、厚塗りにするなら大改造しないとなりません。それによっていい感じになる所もあれば、逆に現在のいい感じの所が失われる可能性もあると思います。だからこの作品はこれで完成ということにして、次に進みます。

ビールは基本的にアルコールが入っている飲み物だけど、ノンアルコールビールというのも定番化した。絵がいい感じになってるなら薄塗りの油絵もあっていいのかもしれません。

といいつつも、

次の作品は厚塗りをテーマに制作していこうと思います。モネ好きの僕としてはやっぱり厚塗りは憧れです。カドミウムレッド、イエロー、ビリジアン、セルリアンブルーなどの高価な絵の具を厚塗りするのは貧乏臭い性格の僕にとってかなりの勇気のいること笑。レモンイエローなどの高価じゃない絵の具の厚塗りでも勇気がいるというのに笑笑。さらに薄塗りを塗り重ねていくのとは作業工程も違うのか?とりあえず分からない事ばかりです。頑張ります!

※写真はできるだけ現物と色が同じになるように外で撮影しました。(撮影:午前中小雨)正面からだとどうしても光が反射するので仕方なく斜めから取りました。すいません〜

浮島は、勝山漁港の目の前にある周囲約780mの無人島です。日本最後の原始の島といわれ原生林で覆われています。ヤマトタケルや景行天皇の伝説を伝えます。また、ここは磯釣りの適地です。クロダイ、アジなどが釣れます。島内には浮島神社があり7月の大祭には舟で島に渡る「島渡」が行われます。参考サイトhttps://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/8508

コメント

タイトルとURLをコピーしました