先週、銀座にに行きました。コロナ以降初めての電車、3ヶ月半振りです。そもそも銀座なんて行かないので、人がいっぱいいてドキドキしちゃいます笑。
大学(武蔵野美術大学)の先生の展覧会ですです。卒業した今も仲良くさせていただいてます。
柿沼宏樹と髙木陽による待望の二人展
柿沼先生は僕が初めて油絵を大学で描いた時に教えてくれた先生です。科目は絵画1(静物画)でした。「美術館で見たモネの積みわらに感動して、デザイン学科なんだけど油絵をやってみようと思い履修しました。」というと「ではモネの様にやってみましょう!」と言って、油彩初めての僕に点描を教えてくれました。いきなり点描、笑。スーラの様な本格的な点描画ではなく、正確には点描画っぽい表現方法です。
先生の本業はプロの画家で海外でも活躍中です。大学は非常勤講師。
油彩とテンペラの混合技法です。僕の好きな印象派的な感じではありませんが、先生の絵は好きです。何というか、不思議な感じ。「これは一体なんだ?」という気持ちになり見入ってしまいます。そして何より色彩が美しいです。フェルメール作品を実際に見た時、写真で見るのとは全然違って、絵から光が放たれる様でした。先生の絵はそんな印象です。絵が光を放っています。
ギャラリーで長いことお話ししました。絵の事やお互いのことなど。
心に残ったこと
「いつもどれくらいの時間絵を描いてるの?」
「だいたいだけど8時間くらいかな。締切間際や制作工程によっては、ずっと描き続け3時間くらいしか寝ない時もありますよ」
びっくり ヽ(ヽ ̄□ ̄)))))
でもよく考えると普通なのかもしれません。サラリーマンは1日8時間は仕事するよね。先生の仕事は絵を描くことだから。
何が言いたいのかというと、先生が上手なのは沢山描いているからだと言うこと。天才と呼ばれているピカソは14万点以上の作品を残しています。一体どんだけの時間描いてたんでしょうか?
いっぱい歩けば、先の道も見えてくるし足跡も残る。歩くの上手になるし筋肉もつく。
僕は上手になりたいと言いながらも、たいして時間を費やしてません。逆にいえば時間を費やせば上手になるはずです。もし全くならなかったら、それはそれで天才かな笑。やる気が出てきました!ありがとうございます。頑張ります。
自分用メモ
「上手くなりたいなら、いっぱい描け!」
最後に宣伝です。
先生のFBより
[information on exhibition ]
上野の森美術館のコレクション展に、以前に同美術館の大賞展で優秀賞をいただいた作品が一点展示されます。For English, please scroll down.
-上野の森美術館所蔵作品展-なんでもない日ばんざい! -
2020/7/23(木)~ 8/30(日)
10:00 – 17:00
※月曜日と8/11(火)は休館(8/10は開館)
上野の森美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2
上野の森美術館所蔵作品展 なんでもない日ばんざい!
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