現場デッサン〜おつゆ描き|石田大橋、夏-1
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現在この作品を制作中です。
[制作工程]
- ロケハン
- 現場でスケッチ(クレパスやパステルや鉛筆)
- 現場でのデッサンとその時撮影した写真をもとに家でキャンバスにおつゆ描き
- 現場に戻り油彩
3までは順調でした。あとは現場で油彩制作というところなんだけど、タイミングがなかなか合わずストップしてます。タイミングというのは天気と僕の予定の事です。晴れた日の光を描きたいんだけど、なかなかうまく行きません〜
雨だったり、予報では曇りなのに急に晴れたり、その逆も。油彩は道具の準備や運んだり大変なのでスケッチのように気軽にできません。急に晴れた時は、とりあえずスケッチに行きました。あと描かないで景色をずっと眺めてました。光によって景色がどう変化するのか眺めてた。眺めるのは描くのと同じくらい大事。大学のデッサンの授業で「よく見もしないでいきなり描くな!」と言われた事を思い出します。描く前にモチーフを10分は見なさいと言われました。後ろに回ったり、触れるなら触りなさいと。
そんなこんなしているうちに、新たに描きたい景色に出会いました。
これです。
というわけで、これも家でキャンバスにおつゆ描きしました。この作品も「石田大橋、夏」同様に油彩のタイミング待ちです。
こうして準備しておけば、タイミングがあった時すぐに現場に行って油彩に取り掛かれる。
簡単に木炭でアタリをつけて、
イエローオーカーとバーントアンバーでおつゆ描き(テレピン)。この段階で細部までチマチマ描かないように、太い丸筆(24号)1本で描いた。
これは535×835mmという横長サイズです。
これで現場での制作を心待ちにしている作品が2つになりました。
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