本制作初日|霧の西伊豆 戸田峠-2

本制作初日|霧の西伊豆 戸田峠-2 制作日記

前回(パステルエスキース|霧の西伊豆 戸田峠-1 )

エスキースで気に入った構図などが見つかった(←ここ大事)ので本制作に入ります。

構図があんまり気に入ってないけど、本制作に入って描いていくうちにどうにかなるだろう!という安易な感じで進んで行って、どうにかなった事はあまり無いような気がする。逆に構図が決まった時は制作に迷いがないのでスムースに進む。前にも書いたかもしれないけど、構図で絵の良し悪しのほとんどは決まるような気がする。

油彩、本制作初日

ざっと木炭でアタリをつける。キャンバスはF20(727×606mm)。いつものようにホルベインのクイックベースで下地塗り済み。クイックベースの色はグリニッシュとかいう薄い緑系。
霧の西伊豆 戸田峠・木炭

おつゆ描きで大体の色の感じをつける。おつゆ描きは油絵具をオイルでとても薄く溶いて描く方法のこと。水彩のようにサラサラ状態。今回のように下絵を描く時によくやります。用いるオイルは、テレピンやペトロールといった揮発性油。僕はテレピン使用。画家の中には「あのテレピンのにおいが好き!落ち着く!」という人がいますが、僕はあんまり好きじゃない、キライ〜(笑)

太い筆(豚毛の丸筆24号)1本で描いた。最初から細い筆使うとチマチマ描いてしまい良くないから。

霧の西伊豆 戸田峠、おつゆ描き

最初に薄く描くのは形の変化に対応するため。最初から厚塗りだと形を変化させるのが大変。

もう少し描こうと思ったけど、明日は登山で朝早いのでこの辺で終わりにした。

今の所順調、これから楽しみだなー y(^ヮ^)y

コメント

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