エスキースで気に入った構図などが見つかった(←ここ大事)ので本制作に入ります。
構図があんまり気に入ってないけど、本制作に入って描いていくうちにどうにかなるだろう!という安易な感じで進んで行って、どうにかなった事はあまり無いような気がする。逆に構図が決まった時は制作に迷いがないのでスムースに進む。前にも書いたかもしれないけど、構図で絵の良し悪しのほとんどは決まるような気がする。
油彩、本制作初日
ざっと木炭でアタリをつける。キャンバスはF20(727×606mm)。いつものようにホルベインのクイックベースで下地塗り済み。クイックベースの色はグリニッシュとかいう薄い緑系。
おつゆ描きで大体の色の感じをつける。おつゆ描きは油絵具をオイルでとても薄く溶いて描く方法のこと。水彩のようにサラサラ状態。今回のように下絵を描く時によくやります。用いるオイルは、テレピンやペトロールといった揮発性油。僕はテレピン使用。画家の中には「あのテレピンのにおいが好き!落ち着く!」という人がいますが、僕はあんまり好きじゃない、キライ〜(笑)
太い筆(豚毛の丸筆24号)1本で描いた。最初から細い筆使うとチマチマ描いてしまい良くないから。
最初に薄く描くのは形の変化に対応するため。最初から厚塗りだと形を変化させるのが大変。
もう少し描こうと思ったけど、明日は登山で朝早いのでこの辺で終わりにした。
今の所順調、これから楽しみだなー y(^ヮ^)y
コメント
[…] (前回)本制作初日|霧の西伊豆 戸田峠-2 […]