草むら|初夏の多摩川河原-7

油彩|草むら 制作日記

草むらやってます。

風景油彩画|春の多摩川河原

こんな感じで進めて来ました。悪くはないんですが、今回のテーマは厚塗りです。だからこれではだめです。

油彩|風景画
前回、草むらを厚く塗りました。しかし緑系しか使っていないので乏しい感じです。固有色(自然の物体それ自身の固有の色)しか使わないのは初心者にありがち。まさに僕ですw。草むらには明るい場所と暗い場所があり反射光の影響などいろんな事が起こっています。それを緑だけで描くと乏しい絵になるのは当然。以前大学の授業で自分をもっと疑うこと!と言われました。形にしろ色にしろ。葉っぱは緑で枝は茶色という固定観念があります。本当にそうなのか?と疑ってよく見る事が大事ということです。

そして実際に見えない色でも自分が感じた色、表現したい色を入れるのも大事だと思う。それが写真を撮るのとは違うところ。

今回は厚塗りで、写真そっくりに描くこととがテーマではありません。印象を描くんです。だからもっと自由にというのがテーマかもしれません。「印象を描く」これこそが絵を描く醍醐味だと思う。

初夏の晴れた日、河原に座ってスケッチした日の事を思い出す。

思い切っていろんな色を入れてみた。中景の木と全景の草むらの雰囲気が違いすぎるので、中継の木も全景の雰囲気に合わせないと。
油彩|多摩川河原春、制作中

描き進めていくうちにこうなった。
油彩|多摩川河原春、制作中

今後は全景、中景のトーン調整。そして空。空はまだ薄塗り状態だし色も乏しい。

とにかく固有色に引っ張られすぎず自由かつ的確に印象を表現していこうと思います。難しいけど楽しんでやっています ٩꒰。•◡•。꒱۶

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