空と家|初夏の多摩川河原-8

油彩|多摩川河原春、制作中 制作日記

草むらを何度もやり直しているうちに、よく分からなくなってきた。良い感じもするけど、そうでもないような…
こういう時は他の所に目をやってみよう。そもそも空や遠くの家が最初の薄塗りの状態。空や家に色味を加え描き込んだら草むらも違って見えるかもしれない。

空と家、描き込んだ。
油彩|多摩川河原春、制作中
(蛍光灯の光で実際の色とは若干違う)

空は青、雲は白、雲の影はグレーなんだけど、それだけだと寂しい。だから雲の明るい部分に黄色、暗い部分にグレーだけじゃなくピンクや紫などを入れた。うん、悪くない。

立ち並ぶ家、本当は全体的にグレー系なんだけど思い切ってオレンジを入れた。絵を全体で見たときにスパイスが欲しかったから。

ん?色彩学を思い出す。

地上。緑でやっていて影に紫を入れた。そしたら何となくオレンジが欲しくなった。緑、紫、オレンジ、これって全部2次色じゃん。

そして空。

青に黄色にピンク。ピンクを赤としたら、空は1次色とも言える。

なんか、まとまりやすいと言うか、この色にはこの色が心地よいみたいな組み合わせ見たいのがあるのか?

全体的に悪くない感じ。このままもう少し書き込んだらもっと良くなりそう。

今回のように一部(下半分)だけ書き飲んで、良いか悪いか判断するのは良くない。今後気をつけよう!

コメント

  1. […] 前回(空と家|初夏の多摩川河原-8 )と比べると雲が違います。モコモコし過ぎてたのでもう少しナチュラルな感じに。草むらも何度も加筆した。遠近感が崩れないように近くと遠くのコントラストや絵の具の乗せ具合を気を使ったり、かたまりを意識したり。全体的に目に見える色だけじゃなく感じた色なども乗せるようにした。その辺はもっとやりたいけど、今はこれが精一杯。でも満足してる。だって、これまでの作品は固有色(それ自身の固有の色)しか乗せられず単調な印象だったから。 […]

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