塗り重ね注意点|イチョウ並木-3

イチョウ 備忘録

5作品目制作中です。溶き油の配合、テレピンを徐々に少なくしていきながらリンシードを多めにしていってます。絵の具を徐々に乗せていってます。

何度か塗り重ねていき今はこんな感じ
油彩画製作中|イチョウ並木ライトアップ

【メモ1】
ついついやってしまうこと。
最初に当たりをつけて絵の具を乗せていくんですが、その当たりの線を消したくないから線を避けて描画してしまいます。

こんな感じ(前回の状態)
油彩画|下地塗り

枝の上側と下側は枝の背景です。背景と言うことはつながっているわけです。それを枝の上と下をかき分けてしまっては不自然になる。せっかく描いた当たり線が消えたらもったいないと思う気持ちがそうさせるんだと思う。勇気を出して(w)塗りつぶす勢いでやらないとですね!あと、そういうことやってると白い部分が残っちゃうから良くない。勢いも出ない。

【メモ2】
前回、前々回の作品で草むらが描かれています。草むらは草がぶわーって生い茂ってるんだけど、良く観察すると手前の層、中間の層、奥の層といった具合に分けることができます。それを意識することで奥行きが出ます。今回の作品も同じだと思う。空一面を覆うイチョウの葉を表現したいんだけど、層を意識してやらないとね。でもわかりやすく綺麗に描き分けちゃうと、わざとらしくなって空一面を覆う黄色いぶわーつとした世界観が無くなりそうだし。

色々やってみます。楽しみ

遠くの人や照明器具など細部はかなり後半で描く予定です。

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