新しい制作に入るのは毎回ワクワクします ((o(´∀`)o))ワクワク
モネの積みわら模写はもう少しで完成します。というわけで、次の作品に手を入れ始めました。モネの模写は、勢いよく絵の具を厚く置いていく感じでした。最初はどうやったら良いのかわからなかったけど、試行錯誤するうちにコツをつかみました。これは今後の制作に生かされると思う。
そして次は全く違う事に挑戦します。いわゆる古典技法です。
作っておいた支持体に描いていきます。板に膠と白亜でやったやつです。
詳しくはこちら→実際にやってみた】油絵を板に描く為の下準備(支持体に地塗り)
支持体に木炭で大体のあたりをつけました。
インプリミトゥーラ(有色下地)しました。溶き油、テレピンとリンシード
使った絵の具、Bアンバー、Bシェンナ、シルバーホワイト、アイボリーブラック
上の写真で見ると茶色が凄く濃い感じだけど、実際はそんなに濃くないです。写真の関係だと思う。
別の写真だとこんな感じ
あれ?木炭であたりを付けるのはインプリミトゥーラの上がよかったかな?まあいいや、なんとか見えるし。笑
数日間放置して、カマイユ技法。簡単にいうと単色での明暗の描きわけです。絵は大きく分けて色と形ですよね。同時にやると難しいので、昔の人はわけて考えました。まずは単色で明暗を描きわけモノの形をとる。それが出来たら色をつけていくという作戦です。
カマイユで使った絵の具。イタリアンピンク、イエローオーカー、Bアンバー、バンダイクブラウン、シルバーホワイト
とき油、テレピンとリンシード
普段使わない茶系絵の具を使ってます。大学の授業で古典技法やったとき買った絵の具があるので使ってみた。バンダイクブラウンなんて普段使わないので、こういう時に使わないと!授業のデモンストレーションで小尾先生も使ってたから真似してみます笑。
うーむ。暗い部分は暗すぎか?
油をどのくらい付けるのか?明るい部分はどれくらい白を入れておくのか?暗い部分はどれくらい暗くすればいいのか?よくわかりません。それは描きたい絵によって違うからです。レンブラントは白をもっともっとたっぷり乗せてたようです。
どれくらい乗せるとどれくらいの効果があるのか?自分の中にデータがないので、カンでやります。笑
唯一、大学での授業がデータなんだけど、自分が古典技法をやるなんて思ってなかったので、全てうろ覚えです。とほほ
これから失敗を積み重ねデータを蓄積していくしかありませんよね。それも含め楽しんでいきまーす。
モネの模写の次だけに、そのギャップが楽しい。
♪((O(*・ิω・ิ*)O))♪ワクワク
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