着彩・グレージング｜相浜港の夕陽-3

今回の絵はグリザイユ（単色技法）で光と形、空間を表現しました。だいたいできたので着彩して色彩を表現していきます。古典的な技法のひとつです。

着彩はグレージングといって薄く何層も絵具を重ねていく方法でやります。薄く重ねることによって、下層のトーンが上層の色彩に微妙な変化をあたてくれます。

昔の人は色と形を分けて考えて描くという作戦をあみ出したんですね。頭いい。

グリザイユ

細かいところと空の抜けてるところにアキーラを使いました。油絵との混合技法でよく使われる卵テンペラでやろうと思いましたが、使いたいのはホワイトだけなのでアキーラにしてみました。使ったことないのでやってみようと。手軽だし。

混合技法
油絵具の透明性とテンペラの不透明性のいいとこどりする技法みたいな感じです。細かいところをシャープに描くのは油絵具よりテンペラの方が適してます。

グレージング

さらに

これから何層も重ねていきます。