油彩作品制作|勝山浮島
空をちょっと描き込んで、小さな岩を描きました。海の下塗りグラデーションもやりました。テトラや浮島はシルエットみたいになるので濃くしました。
以前は一気に描き込んで失敗、そして消したり、乾かして上からまた一気に描く。そして失敗ww
今回はそうならないように下塗りで明暗や色の調子などをしっかり描きました。それと筆を入れる前に画面をじーっと見ています。これでいいのか?次はどうするか?など考えるんです。下の色が影響する事を想定して上にのせる色を考えるとか、塗る順番とか色彩の事など作戦を練ります。絵の具を練る前に作戦を練るんです!(うまいこと言ったつもりw)あれを塗るとこうなるから、そしたら…などシミュレーションします。
行き当たりばったりで、いい感じに出来た!という感じではなく計算通りに進んでいます。行き当たりばったりで上手く行っても再現性がありません。次の作品でもまた行き当たりばったりの作業をやらなくてはならないと時間と絵の具がもったいない笑。でも100%計算通りになんて行きません。いい方に転んだり悪い方に転んだり。ものごと多少の想定外があるから面白いんだと思う。
今のところいい感じです。まだまだ作業が遅いです。混色も一発で思った色が作れません。でもこういうのは経験だから、数をこなせば作業速度も上がると思います。大事な事は行き当たりばったりでやるのではなく、常に計算しながら考えて作業する事だと思います。
コメント